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今回は将棋漫画の面白いおすすめ作品をランキング形式でお届けします。
将棋漫画は『将棋』をテーマに描いた作品のことです。リアルな対局を描いたマンガ、人間ドラマを重視した作品のほか、コミカルで楽しめるものまで幅広く存在しています。
この記事ではおすすめの将棋漫画だけを厳選してご紹介させて頂きますので、面白い将棋漫画を読みたい方はぜひ最後までご覧になってくださいね。
将棋マンガの作品を探している方は是非チェックしてくださいね。なお、ランキングは独自形式ですのでご了承ください。
『新連載の新作、ランキングベスト10、その他おすすめ』順に紹介して行きたいと思います。
目次
将棋漫画のおすすめ作品ランキングベスト10【最新作・完結済み含】
1.3月のライオン 既刊14巻
TVアニメ化、実写映画化された将棋漫画の名作!
ひとりぼっちのプロ棋士少年が『家族や人の温もり』に触れて、次第に心を開いていく物語。
幼い頃、家族を失った主人公・桐山零(きりやまれい)は、父の友人である幸田家に引き取られます。そこで義兄弟と一緒に将棋を教わりながら育ちます。
最初は良かったのですが、零は幸田家の人間よりも将棋の才能があったため関係が拗れてしまい肩身の狭い思いをすることに。そして「プロ棋士」になった零は高校へ進学して一人暮らしを始めます。
将棋一筋だった零は学校の生活に馴染めず孤立。対局でも不調が続いていたある日、本作のヒロイン三姉妹がいる川本家と出会います。この出会いが零を変えていきます。
川本家との関わり、理解ある担任教師など、出会いを通じて主人公の心境が段々と変化していくところが感動する将棋漫画です。
作中には川本家が抱える問題や学校でのいじめなど、様々な出来事がリアルに描かれています。将棋マンガと言うより人間ドラマを描いた傑作とも言えますね。
心にじんわり響くこと間違いなしのおすすめ将棋漫画です。無料の漫画アプリ『*マンガpark』でも読めますので是非チェックしてください。*配信期間終了している場合があります
2.ハチワンダイバー 全35巻
財産も人生も、全てを賭けたぶっ飛びハチャメチャ将棋漫画!
プロ棋士への夢が破れた青年が主人公。
汚い部屋に住み、賭け将棋で日銭を稼ぐ生活を送ります。元奨励会員だけあって強いのですが、素人相手に勝ち過ぎてしまい対局相手がいない状況に…。
そんなとき“アキバの受け師”と言われる凄腕の棋士と出会い、完膚なきまでに打ちのめされます。ズタボロになった彼は、その屈辱をきっかけに情熱を再び抱くようになります。
ですが、汚部屋環境をどうにかしないと始まらない…ということで、清掃会社に依頼します。しかし現れたのはメイドさんで彼女の正体は因縁の”アキバの受け師”だったという流れです。
テレビドラマ化、ゲームソフト、遊技台などにも起用された有名な作品ですね。ダイナミックな描写に加えて勢いのあるキャラ性が面白いです。
読んだことが無いという方はぜひ手に取ってみてください。将棋を知らなくても夢中で読むことができますよ。
3.月下の棋士 全32巻(文庫版全20巻)
数々の強烈な名言を生んだ将棋漫画の大作!
師であり祖父でもある『棋界の暴れん坊』の性格を引き継いだ主人公・氷室将介(ひむろしょうすけ)。
そんな彼が亡きおじいちゃんの遺言を胸にプロ棋士を目指す物語になっています。
主人公はプロ棋士を目指して奨励会に入会しますが、かなりラフというか自由なキャラ。将棋ならではの厳格で礼儀正しくピシッとした服装とは全く無縁で、ツバ付き帽子を被った状態かつジーパンを履いたりと有り得ないスタイルが特徴的で面白いですね。
登場人物の多くが『実在する棋士』をモデルにしており楽しめる作品です。個性を生かしたうえで強烈なキャラに変貌しているのが良いです。
背景や人物、たくさんある駒の一つひとつまで繊細に描かれていてめちゃくちゃキレイですね。
実際の対局では絶対に有り得ない描写もありますが、まさに『将棋=人生』、『棋士の生き様』というのがビシビシと伝わってくる将棋漫画になっています。
4.将棋指す獣 既刊1巻
女性主人公がアマチュアからプロ棋士を目指す!彼女の軌跡を辿るストーリー!
弾塚光、七段。物語は女性初のプロ棋士が誕生した場面から始まります。
主人公は一見、大人しそうで浮世離れした印象の女性。しかし対局では一転、『ケダモノ』と呼ばれるほど恐ろしく容赦のない将棋を指します。このギャップが魅力的でたまらないですね。
独特の画風による将棋のピリピリとした緊張感はもちろん、個性豊かなキャラクターたちの心理的な駆け引きなどは臨場感満載で、将棋を知らなくても楽しめる内容になっています。
主人公がプロ棋士になっていく様子に目が離せないほか、強敵を相手にどう立ち向かっていくのか。今後の展開が楽しみな『新作&連載中』の将棋マンガです。
5.リボーンの棋士 既刊2巻
奨励会を退会した青年がアマ棋士としてリボーンする!
幼い頃に才能を見出され、名人を期待されていた主人公。
年齢制限というタイムリミットによって将棋の道を諦めることになり、現在はカラオケ店でバイトをするフリーターに。将棋をやめて3年、どんなときでも明るく笑顔で前向きに生きてきた彼ですが、平凡な日常に物足りなさを感じます。
ぼんやりしていても思い浮かぶのは将棋のことばかり。
将棋を指さない人生はあり得ない。自分の本音と向き合いアマチュア棋士として将棋の道を歩み始めるリスタートの物語が描かれていきます。
主人公が好青年で笑顔が素敵ですね。個人的に仮面ライダードライブの竹内涼真さんのイメージが定着してしまいました。どうリボーンしていくのか楽しみな将棋漫画になっています。
6.ものの歩 全5巻
少年が将棋と出会い自分を見出していく物語!
週刊少年ジャンプにて掲載されていた青春将棋漫画。
幼い頃からまっすぐな努力家だけど要領が悪く何をやっても結果が実らない。おまけに人付き合いも悪くノリも悪い為に周囲から蔑まされてきた主人公。
高校へ進学することを機に実家から離れるのですが、手違いで奨励会員限定の下宿先「かやね荘」と契約することに。住人全員が将棋のプロを目指しているという環境で主人公も将棋に触れ、自分の才能を発見し、素人からプロ棋士を目指していく物語になっています。
テンポが良いのでストーリーがサクッと入ってきますね。主人公が素人ということで将棋のルールが簡潔かつわかりやすく描かれているので、ルールに詳しくなくても一緒に学んでいくことができますよ。
全5巻で終わったのがもったいないなぁと思いました。将棋を知りたい方、初心者におすすめしたい将棋マンガです。
7.5五の龍 ヒットコミックス版全10巻、愛蔵版全2巻、文庫コミックス版全6巻
元祖将棋漫画、羽生九段も読んだ棋界の教科書!
野球や相撲、賞金が出ることに対してはなんでも助っ人を受ける主人公・竜。
父親は賭け将棋を生業とする『真剣師』をやっており、ロクに稼ぎがなく貧しい暮らしを強いられます。そのため主人公の竜が家計のために様々な方法で賞金を稼いでいます。
ガキ大将的でどんな助っ人にも向かう竜ですが、将棋に絡むことは絶対にやらない主義でした。母親を悲しませ、自分も苦しい思いをしているので将棋を嫌っていても不自然ではないですね。
うんざりする日々のある時、父親の因縁である『真剣師』が現れ一週間後に勝負をすることになります。
『借金してでも勝負する』という父親を止めようとする母親。この事態に竜もブチ切れられずにはいられません。それに対して父親は『真剣』で自分に勝てればキッパリやめると竜に勝負を持ち掛けます。
これを聞いた竜は遂に将棋のことを必死に学ぶようになります。将棋のルールはもちろん、歴史やマナーのほか、裏社会についても描かれている将棋漫画になっていますよ。
ストーリーや人間ドラマもしっかりと描かれており、読み応えのある名作です。
8.ひらけ駒! 全8巻
母と子の二人三脚ほのぼのアットホーム将棋漫画!
将棋を始めたての少年とそれを温かく見守るミーハーな母親。そんなふたりの成長を描いた物語です。
将棋漫画の中でもエッセイ色の強い珍しい作品で、ほんわかとした画風が特徴的です。将棋に対して純粋な息子の姿を見ていると対局シーンではお母さんと一緒に応援したくなっちゃいますね。
お母さんも息子の成長に触発されて将棋の勉強を始めたりと、親子二人で頑張っていく姿がとても微笑ましく感じることができます。
描写される風景や場所、実在する棋士も登場するので知っている方は「あっ」と思うシーンがあるかと思います。
ちょっぴりほっこりしたい人におすすめの作品です。続編に『ひらけ駒!return』も発売されています。
9.盤上の詰みと罰 全2巻
記憶を失くした少女の全国将棋ひとり旅を描く!
学生服の少女が主人公なのですが、5年前の対局を機に『1ヶ月ごとに記憶がリセット』されてしまうという体質があります。
主人公は可愛くて天真爛漫なキャラクター。おまけに元六冠王の棋士なので圧巻の将棋を指します。対局のシーンは将棋に詳しくない人にとっては読みづらいかもしれませんが、それほど将棋漫画としてしっかりと作り込まれていますね。
なにより、将棋を指す人それぞれの心理や事情、考え方などに重点が置かれているように感じました。
記憶を失う前に対局した相手は誰なのか、何故そんな体質になってしまったのか。全2巻、サクッと読める美少女&将棋漫画です。
10.将棋の渡辺くん 既刊3巻
永世棋王である渡辺明棋王の奥さんが描く!面白楽しいノンフィクション漫画!
作者さんはもちろん、息子さんや作者さんのお兄さん、まわり全員が棋士であり、奥さんは囲碁の棋士です。
時たまニュースや新聞など棋士の活躍を目にしますが、彼らの日常生活までを知る機会はなかなかありません。棋士が普段どんな生活をしているのかな~と気になった方にオススメの作品です。
ちょっとした豆知識などが知れたりクスッとする場面もちらほら。棋士たちの意外な一面も描かれていて読むと親近感がわくこと間違いなしのエッセイ将棋漫画です。
将棋漫画のおすすめ作品【その他2選・新連載1選】
将棋めし 既刊4巻
ノーカロリー、ノー将棋!メニューに勝敗がかかるハラペコ将棋グルメ漫画!
対局時の休憩時間、プロ棋士たちの『食』事情に注目したストーリーです。
将棋は座ったまま考え続ける盤上遊戯ですが、脳をフル稼働させているのでエネルギー消費も激しいそうです。なので長期戦となると対局の合間に休憩時間を入れ、食事やお菓子タイムをとったりします。
有名棋士の対局があったとき出前(勝負飯)は何だったのかが話題になるときもありましたよね。主人公は「めしで勝敗が決まると言っても過言ではない」と毎回真剣にメニューを考える少女で、自分のルールに従って選択を行います。
料理の描写がとても美味しそうで、読んでいるとお腹が本当に空きそうになります。
腹ペコのときに読んだら『料理のにおい』もイメージ出来そうなほど美味しそうですね。登場人物が注文する飲食店は実在するお店なので、気になった方は聖地巡礼もできますよ。
将棋漫画としても面白く読めるほか、グルメ好きにもおすすめしたい作品になっています。
りゅうおうのおしごと! (漫画版) 既刊8巻
若き青年竜王とJSの将棋コメディ漫画。
原作はライトノベルでアニメ化もされている作品です。タイトルの印象からファンタジー系を連想される方も多いようですが歴とした将棋の物語です。
主人公は16歳にして『竜王』なのですが、なんと11回連敗中。そんな大スランプに陥っていたところに現れたのが女子小学生ヒロインの雛鶴あい。天使のように可愛い子で『主人公の弟子』になりに来たと語ります。
主人公は少女の実力を見極めるために一局指します。おぼつかない様子に楽勝かと思いきや、終盤の集中力と気迫に気圧されそうになります。
結果的には主人公が勝つのですが、少女の純粋さと異常な才能に惹かれて弟子に迎えるという流れになっています。ヒロインの他に銀髪色白のクーデレ少女も登場しますよ。
どの女の子も可愛らしいタッチで魅力的に描かれています。キャラ性が強くコメディ要素もあるので、将棋を知らなくても楽しく読める将棋漫画ですね。
可愛いだけじゃなく激しくてキレのある対局のシーンは必見です。
それでも歩は寄せてくる (新連載)
『からかい上手の高木さん』でもお馴染みの山本先生が贈るラブコメ&将棋漫画!
将棋部に所属する高校2年生の八乙女うるし(やおとめうるし)と、後輩の田中歩(たなかあゆむ)のふたりを軸に展開するラブコメ&将棋漫画。
慌てふためく八乙女の可愛らしい姿が魅力的なことに加えて、見た目はクールの歩が『心の中では八乙女一筋』のところが超ニヤニヤできて面白いです。
『お前絶対に私のこと好きだろ!』と尋ねる八乙女に対し、『何を言っているんですか』とクールに返す歩。本当は八乙女のことが好きなのですが、将棋に勝ったら告白すると決めており、それまでは平静を装います。心の声とのギャップがまた面白いです。
将棋的な要素は少なめですが、ラブコメマンガとして楽しめる将棋漫画になっています。マガポケでも読めるので是非チェックして欲しいですね。
おすすめ将棋漫画のまとめ
以上、将棋漫画の面白いおすすめ作品を独自のランキング形式でお届けしました。
世界観やリアルを追求した作品、アクションや迫力ある描写を追求した作品のほか、エッセイやグルメ将棋マンガなど、どれも本当に面白いおすすめの将棋漫画です。
あなたの好みに合う作品が見つかっていたら嬉しいです。ぜひ一度手に取って読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。スポーツ漫画に関連する記事もあわせてどうぞ。